虫歯は感染症です

歯の健康を保つには、小さな頃からの虫歯予防が重要になります。
虫歯菌は人から人へ移る感染症の1つになる訳ですが、親御さんの口腔内のむし歯菌の数とお子さんのむし歯菌の数はほぼ一緒になるというデータもあります。

自分の子供には虫歯にならないで欲しい、健康な口腔内を保ってあげたいという気持ちは皆さん同じだと思います。それでも歯医者さんに治療や抜歯に行かなくてはならない時もあります。
ですが、どのお子さんも、ほとんど歯医者さんが大好き！というケースはありません。では、どうして子どもは歯医者さんを怖がるのでしょうか？

子どもは顔に近づくものを恐怖に感じる

子どもは直感的に顔に近づくものを怖がります。
急に顔を触られたり、近づくと思われるものはすべて恐怖に感じることが多いので「歯医者さんに行くと顔やクチを触られる」という直感から怖いという気持ちが生まれるのです。
では、どうすれば歯医者さんを怖がらないようになるのでしょうか？

顔をさわる日常のスキンシップ

ご家族の方がお子さんの顔の頬を両手で触ってあげたり、優しくほっぺを痛くない程度につねったり、突いてコミュニケーションを取ることで歯医者さんをそれほど怖がらないようになることへ繋がります。
できれば歯医者さんは怖くないところというイメージを持って頂くために歯医者さんごっこなどをしていただくと、歯医者の先生も一緒に治療を見守る親御さんもスムーズな治療の手助けになります。けっして「怖い歯医者さんに連れて行くよ～」などとイメージを持たせてしまうと、結果としてお子さんが泣き叫んだり暴れたりして親御さんも先生も大変な目に合うので注意です。

小さな頃からお子さんを仰向けでひざ枕をする状態で歯ブラシの練習をしたり、口を空ける練習をしていると歯医者さんを怖がりにくくなるのでお勧めです